2025年の東京都議会議員選挙で、定数1という激戦区の千代田区から無所属で当選を果たしたさとうさおりさん。その名前を聞いて「一体何者なのか?」と疑問に思った方も多いのではないでしょうか。
高校卒業後に公認会計士・税理士の資格を取得し、YouTuberとしても活躍しながら、減税党の党首として政治の世界に飛び込んだ彼女。「令和のジャンヌ・ダルク」とも称されるさとうさおりさんの経歴、政治理念、そして彼女が注目される理由について詳しく解説していきます。
さとうさおり何者なのか?経歴とプロフィールを徹底解説
さとうさおりさん(本名:佐藤沙織里)は、1989年7月28日生まれの36歳。茨城県出身ですが、東京に住んでいる年数の方が長くなったと本人が語っています。
彼女の最大の特徴は、高卒から公認会計士・税理士という難関資格を取得し、YouTubeで政治・税金に関する情報発信を続けながら、ついには東京都議会議員にまで上り詰めたという異色の経歴です。
現在は無所属(やちよの会)に所属し、東京都議会で「減税」「社会保険料削減」「歳出改革」の3点を軸に政治活動を展開しています。2025年11月現在、減税党の党員数は3600名を超え、着実に支持を広げています。
さとうさおりさんは「政治家になりたいと思ったことはない。誰もやらないから私がやる」と語っており、その姿勢が多くの有権者の共感を呼んでいます。
高校卒業後に世界最大の会計事務所で働いた経歴
さとうさおりさんは高校卒業後、千代田区内にある世界最大級の会計事務所に就職しました。そこで監査・税務業務に従事し、さらにグループ統括の内部監査も兼任するという多忙な日々を送りました。
この時期に培った会計・税務の専門知識が、後の公認会計士・税理士としてのキャリアの土台となり、さらには政治家としての「税の使い道を一円単位で説明できる」という強みにつながっています。
高卒という学歴でありながら、実務経験と努力で難関資格を取得した彼女のストーリーは、多くの若者に勇気を与えています。
公認会計士・税理士として会計事務所と事業会社を経営
現在、さとうさおりさんは会計事務所と一般事業会社を経営しています。公認会計士・税理士として培った専門知識を活かし、中小企業経営者や働く人々が直面する税制の理不尽さを身をもって理解してきました。
また、GA technologiesの社外取締役を務めるなど、民間企業の役員としての経歴も持ち合わせています。障がい者・高齢者の雇用促進にも積極的に取り組んできた実績があります。
このように、さとうさおりさんは単なる理論派ではなく、現場で実際にビジネスを回してきた実務家としての顔も持っているのです。
YouTuberとして2年間で400本の動画を投稿した情報発信力
さとうさおりさんが一躍注目を集めたきっかけの一つが、YouTubeでの情報発信活動です。「さとうさおり」でYouTube検索をすると、多くの動画が出てきます。
彼女は2年間で約400本もの動画を投稿し、フォロワー数を着実に増やしてきました。動画の内容は、税制の問題点、政治の仕組み、行政の無駄遣いなど、一般市民にとって分かりにくいテーマをわかりやすく解説するものばかりです。
「怒りより説明、激情より透明性」を信条とするさとうさおりさんの動画は、感情的に政治を批判するのではなく、データと論理に基づいて問題点を指摘するスタイルが特徴です。
このような地道な情報発信活動が、草の根的な支持を集め、最終的には選挙での勝利につながりました。
SNSを駆使した新しい政治スタイルの確立
さとうさおりさんは、YouTubeだけでなくX(旧Twitter)などのSNSも積極的に活用しています。既成政党の組織票に頼らず、SNSを通じて有権者と直接対話する「双方向型の政治」を実践しているのです。
愛称は「減税メガネ」。親しみやすいキャラクターと専門知識の高さを両立させた発信スタイルが、特に若い世代から熱烈な支持を受けています。
千代田区長選挙と都議選での快進撃の軌跡とは?
さとうさおりさんの政治活動は、2021年の千代田区長選挙から本格的に始まりました。この選挙では次点に終わりましたが、無名の新人候補としては異例の健闘を見せました。
その後、衆議院選挙東京1区にも出馬するなど、何度も敗北を経験しながらも諦めずに挑戦を続けてきました。この姿勢が、区民の心に静かに浸透していったのです。
そして2025年6月、東京都議会議員選挙・千代田区選挙区で、ついに初当選を果たしました。しかも、都民ファーストの現職という強敵を破っての勝利です。
この「一人区でのジャイアントキリング」は、ネット上で大きな喝采を集めました。既成政党に頼らず、草の根の支持だけで議席を獲得した事例として、政治史に残る快挙と評価されています。
千代田区にこだわり続けた理由
さとうさおりさんは「千代田区から政治を変える」という強いこだわりを持っていました。千代田区は皇居や国会、霞が関を抱える日本政治の象徴的な地域です。
彼女にとって、この千代田区で無所属の自分が勝つことが、日本全体の政治変革につながるという信念がありました。単なる地方議員としての当選ではなく、「政治を変える第一歩」として千代田区での勝利を目指していたのです。
減税党党首として掲げる政策とは何なのか?
さとうさおりさんは「減税党」の党首として、明確な政策を掲げています。その中心となるのが「減税」「社会保険料削減」「歳出改革」の3点です。
彼女は「現役世代ど真ん中の私が、この日本を変えていかないといけない」と語り、若い世代の負担を軽減することを最優先課題としています。
具体的な政策として、区長の給与72%カットを公約に掲げました。千代田区長の給与は1期で約1億1600万円にも上りますが、さとうさおりさんは自分が区長になった場合、年間800万円の給与・退職金無しとすることを宣言しています。
このような「まず自分から身を切る」姿勢が、有権者からの信頼を得る大きな要因となっています。
東京都の特別会計における消費税未申告問題の追及
さとうさおりさんが都議として取り組んだ最も注目すべき活動の一つが、東京都の特別会計で21年にわたる消費税未申告があったことを追及したことです。
公認会計士・税理士としての専門知識を活かし、複雑な会計制度の問題点を明らかにしました。このような「一円の税の使い道も説明できる政治」の実践が、彼女の強みです。
全ての増税に反対する理由
さとうさおりさんは「全ての増税に反対」という明確な立場を取っています。その理由は、税金の無駄遣いが解決されていない中で、さらに国民に負担を強いることは許されないという考えからです。
彼女は「歳出改革」を先に行うべきだと主張し、行政の効率化と無駄の削減を優先すべきだと訴え続けています。
令和のジャンヌ・ダルクと呼ばれる理由とは?
さとうさおりさんは、一部のメディアやネット上で「令和のジャンヌ・ダルク」と呼ばれています。この呼び名は、彼女が既成政党の支援を受けずに単身で政治の世界に飛び込み、強敵を次々と倒していく姿が、まさに中世フランスの英雄ジャンヌ・ダルクを彷彿とさせるからです。
何度敗北しても諦めず、信念を貫き通す姿勢。組織に頼らず、市民の声を直接聞きながら戦う姿。そして、男性中心の政治世界で女性として道を切り開く勇気。これらすべてが「令和のジャンヌ・ダルク」という称号にふさわしいとされています。
自分の目で確かめる現場主義の徹底
さとうさおりさんの強みは「自分の目で確かめる現場主義」にあります。机上の理論だけでなく、実際に現場に足を運び、市民の声を直接聞く姿勢を大切にしています。
このような地道な活動が、有権者との信頼関係を築き、組織票に頼らない選挙戦を可能にしたのです。
さとうさおりの今後の活動と日本政治への影響は?
さとうさおりさんは、東京都議会での活動を通じて、日本全体の政治変革を目指しています。「減税」という明確なメッセージを掲げ、既成政党とは異なる政治のあり方を示し続けることで、多くの有権者に新しい選択肢を提供しています。
今後は、都議としての実績を積み重ねながら、さらに大きな政治舞台への挑戦も視野に入れていると見られています。SNSやYouTubeを活用した「新しい政治参加の形」を実践し続けることで、若い世代の政治参加を促す役割も果たしています。
さとうさおりさんの存在は、「学歴や組織に頼らなくても、志と努力があれば政治を変えられる」という希望を多くの人に与えています。
生活者目線の代表者としての使命
さとうさおりさんは、既成政党の組織型動員に頼らぬ「生活者目線の代表者」として、都市部有権者から熱烈な支持を集めています。彼女が体現する「透明性」「説明責任」「現場主義」は、新時代の女性リーダー像として注目されています。
まとめ
さとうさおりさんは、高卒から公認会計士・税理士という難関資格を取得し、YouTuberとして2年間で400本の動画を投稿、そして東京都議会議員にまで上り詰めた異色の経歴を持つ政治家です。
「減税」「社会保険料削減」「歳出改革」を軸に、既成政党に頼らず草の根の支持だけで当選を果たした彼女の姿は、多くの有権者に希望を与えています。
「令和のジャンヌ・ダルク」と称される彼女の今後の活動が、日本の政治をどのように変えていくのか、大きな注目が集まっています。さとうさおりさんの挑戦は、まさに「新しい政治参加の形」を示す象徴的な存在といえるでしょう。


コメント