ごぼうの党の党首として知られる奥野卓志さんですが、その学歴には意外な事実が隠されています。
奥野卓志さんは、偏差値69を誇る中央大学附属高校に入学したものの、日本の詰め込み教育に疑問を感じ、1年生で全教科の試験を白紙で提出し退学という衝撃的な選択をしたのです。
その後、科学技術学園高校の通信科に転校して高校を卒業し、大学には進学せずに20代から実業家としての道を歩み始めました。
現在は14社を経営する敏腕実業家として、また政治家として多方面で活躍する奥野卓志さんの学歴と経歴について詳しく見ていきましょう。
奥野卓志学歴は偏差値69の名門高校だったって本当なの
奥野卓志さんの学歴を調べると、最初に入学したのは東京都小金井市にある中央大学附属高校でした。
この高校は偏差値69を誇る名門校で、全国で1万近くある高校の中でも298位前後にランクされる難関校です。
奥野卓志さんは高校受験において、慶應義塾高校や早稲田大学高等学院、青山学院高校、立教高校など、数々の有名難関私立高校にも合格していました。
しかし、仲の良い友達が中央大学附属高校に進学するという理由で、この学校を選んだと明かしています。
受験した学校はすべて合格していたという事実からも、奥野卓志さんの当時の学力の高さがうかがえます。
高校1年生で退学という衝撃的な決断をした理由とは
奥野卓志さんの高校生活は順風満帆ではありませんでした。
奥野卓志さんは日本の詰め込み教育に強い疑問を感じており、1年生の2学期には全教科の試験を白紙で提出するという大胆な行動に出たのです。
この行動の結果、奥野卓志さんは2年生に進級できずに留年が決定し、中央大学附属高校を退学することになりました。
この経験は、後の奥野卓志さんの経営者としての独自の価値観形成に大きな影響を与えたとされています。
奥野卓志は転校した高校で卒業したって聞いたけど本当
中央大学附属高校を退学した後、奥野卓志さんは別の高校に転入しました。
転入先は大阪にある科学技術学園高校の通信科で、偏差値は38から44程度の学校でした。
奥野卓志さん自身が「日本で後ろから2番目の偏差値の高校」と表現しており、前の学校とは大きく環境が異なる学校だったようです。
この高校は奥野卓志さんが通っていた当時、紫の特攻服を着た生徒がセドリックで登校して先生の駐車場に車を止めたり、先生と喧嘩している風景が当たり前だったといいます。
ただし、奥野卓志さん自身は先生と良好な関係を築いていた生徒だったと語っています。
大学には進学せずに実業家の道を選んだ理由は
奥野卓志さんは科学技術学園高校を卒業後、大学や専門学校には進学しませんでした。
つまり、奥野卓志さんの最終学歴は高校卒業ということになります。
19歳の時にはコンビニの店員として働いていた時期もあったようですが、その後20代から会社経営を始め、実業家としての道を歩み始めたのです。
奥野卓志の経歴は化粧品会社の社長から始まったの
奥野卓志さんの実業家としての出発点は、化粧品業界でした。
奥野卓志さんは27歳という若さで東洋ライフサービス株式会社を設立し、独自の道を切り開いていきました。
この会社の主力商品である角質ケア化粧品「ナチュラルアクアジェルCure」は、国内最大級の化粧品口コミサイトのアットコスメで1位を獲得する大ヒット商品となりました。
奥野卓志さんがこの商品で成功した背景には、奥野卓志さん自身がニキビに悩んでいた経験が深く関わっているといわれています。
東洋ライフサービスは国内事業を売却した後も、現在は22カ国に製品を輸出する国際企業へと成長を遂げています。
化粧品会社の成功の秘訣は何だったの
奥野卓志さんは会社設立当初から、「安全性」と「効果」の両立にこだわりました。
そのため、研究開発部門への積極的な投資や、品質管理体制の確立など、製品の信頼性を高めるための取り組みを徹底的に行ってきました。
その結果、Cureシリーズは化粧品業界でも高い評価を受け、多くのリピーターを獲得することに成功しました。
さらに、東洋ライフサービスは化粧品以外にも、のど飴やバスグッズなど製品ラインナップを拡充し、総合的なビューティー・ヘルスケアカンパニーとしての地位を確立したのです。
奥野卓志が経営する銀座一徳ってどんなお店なの
奥野卓志さんは2015年11月初旬、銀座の会員制高級サロン「銀座一徳」をオープンさせました。
この店は内装に3億円を投じた豪華絢爛な空間で、多くの著名人が訪れる場所として大きな注目を集めています。
奥野卓志さんは「銀座の雑居ビルに400年前の日本の城を蘇らせたくて、内装はすべて一級の職人さんに依頼しました」と語っています。
四方の壁は国宝修復士による金箔の襖絵で飾られ、天井は京都の二条城二の丸御殿と同じものを伝統工芸士が再現しています。
本漆の床も金閣寺を改修した職人チームによるもので、家具も皇居に納められているメーカーのものを使用するという徹底ぶりです。
銀座一徳のオープンには豪華芸能人が祝福に駆けつけたって本当
銀座一徳のオープンには、多くの芸能人からスタンド花が贈られました。
中村橋之助さん、水谷豊さん、西田敏行さん、舘ひろしさん、黒木瞳さん、高島礼子さん、杉本彩さん、藤原紀香さん、安達祐実さん、美川憲一さん、香西かおりさん、赤西仁さん、山下智久さんなど、約30基もの花が飾られたといいます。
これだけ多くの著名人から祝福されたことからも、奥野卓志さんの人脈の広さと信頼の厚さがうかがえます。
銀座一徳の特徴的なサービスとは
銀座一徳の特筆すべき点は、従来の会員制クラブとは一線を画したコンセプトです。
この店はホステスを置かず、和装の男性スタッフによるサービス提供を行うなど、品格のある空間作りにこだわっています。
この独自のスタイルが多くの著名人から支持を得る要因となっており、単なる高級サロンを超えた文化発信拠点としての機能を果たしているのです。
顧客層も芸能人やスポーツ選手、実業家など各界の著名人が名を連ねており、新しいビジネスや文化交流の場としても機能しています。
奥野卓志が経営する会社は他にもあるの
奥野卓志さんは現在、14社もの会社を経営する敏腕実業家です。
東洋ライフサービスと銀座一徳以外にも、無添加の健康食材などを販売する「ミルミール」という会社も経営しています。
この会社では無添加にこだわった健康食材を取り扱っており、健康志向の高い顧客から支持を得ています。
奥野卓志さんの事業展開は化粧品、飲食、健康食品など多岐にわたっており、それぞれの分野で成功を収めています。
奥野卓志がごぼうの党を結党した経緯とは
奥野卓志さんは2022年6月、政治団体「ごぼうの党」を結党しました。
党の漢字表記は「護防」で、党理念は「真実、愛、笑顔」を掲げています。
ごぼうの党は若者のための政治を標榜しており、奨学金制度の充実、文化芸能への支援、シルバー民主主義への反対などを政策として打ち出しています。
また、宮迫博之さん、GACKTさん、山田孝之さん、三浦翔平さん、ONE OK ROCKのTakaさん、YouTuberのヒカルさんなど、多くの著名人から支持を得ていることでも話題となりました。
ごぼうの党の選挙活動はどんな内容だったの
ごぼうの党は2022年7月の第26回参議院議員通常選挙に出馬し、比例代表で11人の候補者を擁立しました。
結果は19万3724票を獲得するものの全員落選となりましたが、政党要件を満たしていない確認団体の初陣としては過去最多の得票数を記録し、大きな話題となりました。
選挙活動では、天狗のお面に白髪のかつら、法被姿で街頭演説を実施したり、人気漫画「鬼滅の刃」の登場人物「鱗滝左近次」を意識した出で立ちでマイクパフォーマンスを行うなど、独特なスタイルで注目を集めました。
また、SNSを活用した選挙戦略「ごぼうチャレンジ」も展開し、従来の政党とは一線を画した新しいスタイルの政治活動を行っています。
奥野卓志の資産額はどれくらいなの
奥野卓志さんの資産については、YouTuberのヒカルさんとの対談動画から、1000億円以上あるのではないかと言われています。
対談動画の中で、ヒカルさんが資産額を予想していく中で、1000億円という数字になった途端に奥野卓志さんが「やめましょ」と話を止めたことから、少なくとも1000億円規模の資産を持っている可能性が高いと推測されています。
この莫大な資産は、東洋ライフサービスのCureシリーズの国内外での販売実績、22カ国への輸出事業の展開、銀座一徳の高額会員制システムによる収益、10社以上の企業経営、不動産投資など、多岐にわたる事業活動から構築されていると考えられます。
奥野卓志の家系はすごいって本当なの
奥野卓志さんは高知県出身ですが、その先祖には「土佐の交通王」として知られた野村茂久馬さんがいるとされています。
野村茂久馬さんは高知県の観光業や交通網の整備に生涯を捧げた実業家で、高知県には野村茂久馬さんの銅像が建てられています。
この銅像は吉田茂元首相が命じて建てられたもので、銅像には吉田茂元首相の名前も記載されているそうです。
高知県奈半利町にある旧野村茂久馬邸は国登録有形文化財にも指定されており、野村茂久馬さんの功績を紹介する企画展なども開催されています。
このように、奥野卓志さんは由緒ある家柄の出身であることがわかります。
奥野卓志のプライベートはどんな感じなの
奥野卓志さんは1974年4月8日生まれで、現在50歳です。
身長は185センチを超える長身で、存在感のある体格をしています。
プライベートでは結婚歴が2回あるバツ2で、1回は事実婚だったといいます。
現在は独身ですが、彼女がいるという情報もあります。
ごぼうの党を結党して以降、破天荒な政治活動を行ったり、2022年9月のRIZINでメイウェザーさんへの花束投げ捨て事件を起こすなど話題に事欠かない奥野卓志さんですが、YouTuberのヒカルさんは「やることは豪快だけど根はやさしい」と大絶賛しています。
まとめ
奥野卓志さんの学歴は、偏差値69の中央大学附属高校に入学したものの、日本の詰め込み教育に疑問を感じて1年生で全教科の試験を白紙提出し退学、その後科学技術学園高校の通信科に転校して卒業したという異色の経歴を持っています。
大学には進学せず、27歳で化粧品会社の東洋ライフサービスを設立し、主力商品のナチュラルアクアジェルCureを大ヒットさせました。
その後、銀座の会員制高級サロン「銀座一徳」をオープンさせ、内装に3億円を投じた豪華な空間で多くの著名人から支持を得ています。
現在は14社を経営する敏腕実業家として活躍しながら、2022年にはごぼうの党を結党し、政治家としても活動を展開しています。
資産は1000億円以上とも言われ、高知県の交通王と呼ばれた野村茂久馬さんを曽祖父に持つ由緒ある家柄の出身でもあります。
従来の教育システムに疑問を持ち独自の道を歩んできた奥野卓志さんの生き方は、多くの人に新しい価値観を提示し続けているのです。
コメント