女子プロレス界のレジェンドにして“破壊女王”の異名を持つアジャコング。実は本名が「宍戸江利花」であることは古くからプロレスファンの間で有名ですが、「宍戸江利花 プロレス」というキーワードで検索すると、驚くほど壮絶なキャリアと強烈な生き様が浮かび上がります。
宍戸江利花 プロレスデビューはどんな始まりだったのか？
宍戸江利花ことアジャコングは、1970年東京都立川市生まれ。中学校卒業後に全日本女子プロレスへ入門し、1986年9月17日にデビューを果たします。溢れるパワーと個性的な風貌、ヒールユニット“極悪同盟”での活動で瞬く間に注目を集めていきました。
リングネームのアジャコングは、本人の“圧倒的な破壊力”を象徴するもので、入門当初から破壊的なベアハッグや裏拳（アジャコング・ラリアット）など、体格とパワーを活かしたファイトスタイルで一気に存在感を増していきます。
女子プロレス史に残る名勝負と事件とは？
全日本女子プロレス時代、同期であるブル中野や豊田真奈美、堀田祐美子らとの名勝負を繰り広げ、特に金網デスマッチや流血戦などインパクトのある試合を多数残しました。
中でも1990年のブル中野との“金網流血デスマッチ”は、週刊プロレスの表紙を飾り女子プロレスの歴史に大きな爪痕を残しました。“極悪同盟”や“獄門党”など悪役軍団の中心としても団体内外に恐れられる存在となります。
1997年、団体内の対立（特にライオネス飛鳥との意見の違い）を経て全日本女子プロレスを退団。その後はGAEA JAPANやOZアカデミーなど、女子プロレス団体を渡り歩きながら男子団体「ハッスル」、さらにタレント・女優としても活躍の場を広げました。
宍戸江利花 プロレスでの栄光と挫折、獲得タイトルは？
通算でWWWA世界シングル王座、世界タッグ王座、OZアカデミー無差別級など、国内外の主要タイトルを総なめに。本名“Erica”で出場したこともあるほど、国際色豊かなキャリアも特徴です。
他の女子レスラーたちとの壮絶な抗争劇、ヒールターンからの大逆転劇、センダイガールズやOZアカデミーでの世代闘争…。リングの内外で多くの事件と伝説を生み続けています。
また、時代を超えて女子プロレスのカリスマ的存在として若手の目標となり、ジャンルを超えてプロレスファンに圧倒的な影響力を持っています。
なぜ宍戸江利花 プロレス人生はここまで語られるのか？
アジャコングは女子プロレスだけでなく、男子団体への殴り込み、バラエティ・ドラマ・舞台など多彩なフィールドで活躍。その人間味に溢れたキャラクターと圧倒的な強さのギャップが語り草となっています。
圧倒的なパワーと優しさ、そして絶対的なプロレス愛が長年語り継がれてきた理由です。
宍戸江利花の本名エピソード…世間を驚かせたギャップとは？
凶悪なヒールレスラー“アジャコング”としてのリング上の暴れっぷりと、本名「宍戸江利花」という可愛らしい響きとの強烈なギャップは、ファンやプロレス関係者の間でも伝説となっています。「あの最強レスラーが、まるでアイドルのような名前!?」と驚かれることもしばしば。
リングの外では丁寧な物腰や笑顔も多く、その包容力とギャップ萌えも彼女の大きな武器です。
ヒールに徹する理由は何だったのか
デビュー当初はヒールとしてのイメージ固定が強く、“悪役に徹する”ことで逆にプロレスの奥深さや楽しさを伝えたいという思いを抱いていたそうです。試合後のファンサービスや、引退した他選手へのリスペクトなど人情深い一面も。
女子プロレスのイメージを広げ、後進への道を切り開いたパイオニアです。
宍戸江利花 現在の活動や引退の噂はどうなっているのか？
2025年現在もOZアカデミーを主戦場に、現役でリングに上がり続けています。近年も若手・ベテラン問わず様々な選手と対戦し、現役最強レベルのパワー・カリスマ性を示しています。
また、テレビやラジオ、バラエティ、ドラマ出演など芸能分野の活動も精力的にこなしており、引退の噂が出ても「まだまだやれる！」と本人が公言するなど、その闘志は全く衰えていません。
これからも女子プロレス界の顔として、圧倒的な存在感を放ち続けていくことでしょう。
まとめ
宍戸江利花 プロレスといえば、女子プロレス界で唯一無二の地位を築いたアジャコングの伝説そのものです。 パワフルなファイトスタイルと人間味に溢れたキャラクター、そして本名“宍戸江利花”の美しい響きのギャップ。これらすべてが長年愛され続けている理由です。
2025年現在も現役最前線で戦い続ける「最強の女子プロレスラー」宍戸江利花。これからも日本のプロレス史を語るうえで欠かすことのできない存在として、伝説を積み重ねていくことでしょう。
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