Mリーグ「EX風林火山」で活躍してきた人気女流プロ雀士・二階堂瑠美さん。
2024−25シーズン途中からの体調不良、そしてMリーグ選手としての“卒業”発表を受け、「二階堂瑠美 病気」「引退するのか」と心配する声が一気に広がりました。
結論から言うと、二階堂瑠美さんが患っている病気は「慢性疲労症候群(まんせいひろうしょうこうぐん)」です。
新型コロナウイルス感染後の後遺症をきっかけに発症し、現在も長期の治療・療養を続けながら、麻雀界との関わり方を模索しています。
二階堂瑠美 病気の正体は何だったのか?
二階堂瑠美さんは、2025年春に自身のYouTubeチャンネル「るみあきchanねる」の動画と、Mリーグ関連の番組・インタビューの中で、正式に病名を公表しました。
その病名が「慢性疲労症候群」です。
さらに、発症のきっかけが「新型コロナウイルス感染の後遺症」であることも明かしています。
慢性疲労症候群とは、十分に休んでも改善しない強い倦怠感や、微熱・頭痛・関節痛・脱力感などが長期間続く病気です。
原因はまだはっきり解明されておらず、「原因不明の全身倦怠」をもたらす難治性の症状群として知られています。
二階堂瑠美さんも、「とにかく疲れが取れない」「少し動くだけで動けなくなる」といった状態に悩まされていることを告白しました。
症状はいつから出始めたのか?
二階堂瑠美さんによると、体調がおかしくなり始めたのは2024年夏ごろからです。
8月〜9月にかけてコロナやインフルエンザのような発熱・倦怠感が続き、病院で何度も検査を受けたものの「陰性」が出て原因が分からない状態が続きました。
熱はそれほど高くなくとも、とにかく体力が削られ、日常生活にも支障が出るようになっていったと語っています。
その後も数ヶ月にわたって「謎の微熱と極度の疲労」が続き、対局に出るたびに全身が重くなるような感覚に悩まされていたそうです。
当初は「一時的な体調不良」「更年期などの影響かもしれない」と考えていたものの、症状が一向に改善しないため、専門医の診察を受けた結果「慢性疲労症候群」と診断されました。
MリーグEX風林火山を“卒業”した本当の理由は病気だったのか?
2025年春、EX風林火山から「二階堂瑠美との選手契約満了・チーム残留(役職未定)」の発表がありました。
この知らせは「クビなのか?」「不調だから外されたのでは?」と一部で憶測を呼びましたが、実際には「体調不良=慢性疲労症候群」が最大の理由です。
二階堂瑠美さん自身も、「体調が万全なら契約は続いていたと思う」「今の状態でフルシーズン戦うのは、チームにもファンにも申し訳ない」と語っています。
「1試合だけなら気合いでなんとかなる。でも、長いシーズンを戦うには、今の体力では厳しい」という本音も吐露しており、「今は治療に専念するしかない」という苦渋の決断だったことが伝わってきます。
チームから完全に離れるわけではない
選手としての契約は満了となりましたが、EX風林火山の公式発表では、「チームイベントなどには体調の許す範囲で参加してもらう」「チームの“姉”として支えてほしい」といった趣旨のコメントが添えられています。
つまり、「選手の前にまずは人として健康を取り戻してほしい」「それでも瑠美さんにはチームにいてほしい」という、チーム側の温かい配慮があるのです。
慢性疲労症候群とはどんな病気なのか?
慢性疲労症候群は、一言でいえば「原因不明の強い疲労感が長期間続く病気」です。
通常の疲れとは異なり、睡眠や休息で回復せず、日常生活や仕事に重大な支障をきたします。
主な症状としては、
- 強い倦怠感・脱力感
- 微熱や頭痛、喉の痛み
- 筋肉痛・関節痛
- 集中力低下・記憶力の低下
- 睡眠障害(よく眠れない・寝ても疲れが取れない)
などが挙げられます。
新型コロナウイルスの後遺症として、この慢性疲労症候群のような症状を発症するケースも報告されており、二階堂瑠美さんもその一例とされています。
完治までの期間と見通し
二階堂瑠美さんは、YouTube動画の中で「あと1年くらいで治る可能性が高いと言われている」と医師の見立てを語っています。
ただし、「あくまで『可能性が高い』というだけで、絶対に治るとは限らない」「長期的な治療が必要」とも話しており、決して楽観視しているわけではありません。
それでも、「治る可能性があるなら、その未来を信じて今は治療に専念するしかない」と前を向いています。
2024−25シーズンの“異変”とファンが感じていた違和感
Mリーグファンの中には、「後半の瑠美プロは明らかにしんどそうだった」「痩せて、表情も疲れて見えた」という声が多くありました。
にもかかわらず、彼女は体調不良を感じながらも、何度も印象的なトップや役満を決めています。
特に、体調が万全ではない中での「四暗刻」や、年内最終戦の劇的なトップは、「これが本当に最後の力だったのでは」とファンの胸を打ちました。
裏側では、「熱があるのに対局に向かった」「全身がだるくて倒れ込みながら帰宅した」など、ギリギリの状態で戦っていたエピソードも語られています。
それでも「EX風林火山のために」「応援してくれるファンのために」と打ち続けた姿こそ、麻雀界の“ジャンヌダルク”と呼ばれた二階堂瑠美さんらしさなのかもしれません。
今後、二階堂瑠美は復帰できるのか?引退の可能性は?
二階堂瑠美さんは、「未来のことは分からない」としつつも、「いま引退を決めるつもりはない」と明言しています。
少なくとも現時点では、「あくまで長期休養」「治ったらまた卓に戻りたい」というスタンスです。
X(旧Twitter)でも、「体調が悪いのは事実ですし、未来は分かりませんが、当面は引退を考えていません」とファンに向けてメッセージを出しています。
もちろん、病気の性質上、「絶対に復帰できる」とは誰にも言えません。
それでも、「麻雀の神様はまだ頑張れと言ってくれている気がする」と語り、前向きな気持ちを手放してはいません。
今は、「1日でも長く子どもと笑って過ごすこと」「少しでも体調の良い時間を増やすこと」が最優先。復帰や引退の議論は、その先に自然と見えてくるはずです。
病気と向き合う姿が、なぜこれほど多くの人の心を打つのか
二階堂瑠美さんは、バツ2のシングルマザーとして2人の子どもを育てながら、麻雀界のトッププロとして走り続けてきました。
そこに「慢性疲労症候群」という見えない敵が加わっても、「可哀想な自分」を演じることはありません。
むしろ、「できないことはできないと認める」「でも、できることは全力でやる」という姿勢を、一貫して貫いています。
体調不良を隠して打ち続けるのではなく、「病気であること」をきちんと公表し、「それでも応援してくれる人たちに恥じない自分でいたい」と語るその姿に、多くのファンが胸を打たれています。
彼女の闘病は単に一人のプロ雀士のものではなく、「見えない不調と付き合いながら、なんとか日常をこなしている」多くの人たちの姿とも重なって見えるのかもしれません。
まとめ
二階堂瑠美さんが患っている病気は、「慢性疲労症候群」です。
新型コロナウイルスの後遺症をきっかけに発症し、2024年夏頃から続く強い倦怠感や体調不良に悩まされてきました。
その影響で、MリーグEX風林火山の選手契約は満了となりましたが、チームには別の形で残り、今後もイベントなどで関わっていく予定です。
完治までには時間がかかる見込みですが、「1年後には治る可能性が高い」と医師から伝えられていることも明らかにされています。
引退については現時点で否定しており、「まずは治療と療養に専念する」というスタンスです。
麻雀界の“ジャンヌダルク”として長年愛されてきた二階堂瑠美さんの、病と向き合う日々を、これからも静かに、そして温かく見守っていきたいところです。


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